ライブプレゼンツ倶楽部「うらかた」のブログです。真剣に音楽と向き合っている人達を応援します。

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urakatayooji

Author:urakatayooji
初めまして、ヨージと言います。
企画ライブ「音蔵人(おんくらうど)」を主催しています。
ミュージシャン達が真剣勝負できる「器」を創造していきます。

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前略 八重子様

内川の川べりから、古い板張りをくぐり、奥へと進むうちにそこだけ時間が止まっているような錯覚に陥ったのを思い出した。

板張りの建屋の中に蔵が並び、一番奥にある「カフェDOUZO」

中から八重子さんが出てきて「いらっしゃい」って、包みこまれるような笑顔で出迎えてくれたっけ

初めて飲んだ珈琲は、思いやりとおもてなしの心にあふれてた。

潮の香りを含んだ優しい風が、そよそよと店の中を通り過ぎていき、とても居心地がよかった。



やっと出会えた場所

やっと出会えた人



あの時は、10年経っても、20年経っても、変わらずそこに八重子さんがいて出迎えてくれる。

何の疑いもせず、そう思ってた。


いつしか忙しさに追われ、それでも「いつでもあえるから」ってライブのとき以外はあまり行かなくて


もっと沢山会いに行けばよかった

もっと沢山話をしたかった


笑顔を絶やさなかった八重子さん

子供みたいに無邪気にはしゃいでいた八重子さん

真剣に叱ってくれた八重子さん

「おいらは所詮よそ者」と言うと「ヨージさんは身内なんだからね」ってぎゅっと手を握ってくれた八重子さん


もう二度とあの時は帰って来ない


「信じられる?私、ガンなの」

ただただ奇跡を信じて祈ることしかできないもどかしさ

それ以来「蔵」で何を歌っても涙が止まらなくて


お見舞いに行ってるはずなのに、

ほんとは痛くて辛いはずなのに、

相変わらずの笑顔に癒されて

病院を出るときにはいつもほっこりと心が温まって


年が明けて「蔵」で開いたささやかな新年会

それが八重子さんの笑顔を見た最後

その時に写してくれた写真はみんな溢れんばかりの笑顔

「おもしろかったぁ、またやろうね」

そう言ってたのに


帰るときに交わした握手

小さくて冷たい手の感触

出口まで見送ってくれた笑顔は思い返すとどこか寂しそうだった

こんなに早くこの日が来るとはその時は考えもしなかった


今度の週末に久しぶりに顔見に行こうかな?

そう思っていた矢先の知らせ

久しぶりに見た八重子さんからはあの優しくて包み込むような笑顔は消えていた

冷たくなって静かに横たわってた


信じられない

受け入れられない

こんなの八重子さんじゃない

なんで? 

なぜ?

悔しくて 

悔しくて 

悔しくて 

悔しくて 

悔しくて

涙があふれて止まらない

「もっと楽しいこといっぱいしようね」そう言ってたのに

「あれもやりたい、これもやりたい、あそこに行きたい」っていっぱい言ってたのに




お通夜 2月1日午後7時から
告別式 2月2日午前12時から
会 場 ライトホール新湊(第一イン新湊)


八重子さんの笑顔は思い出の中でしかもう見れない

八重子さんの身体はこの世から無くなる

でも、八重子さんは煙になって、八重子さんが愛した人たちの心の中で生き続ける

そう信じたい


八重子さんが結んでくれた縁

これからも大切にしていくね


八重子さんと交わした約束

どこまで守れるかわかんないけど

もらった心は大切にして行くよ



そうそう

最後に撮った写真、本当はこのブログに載せたいけど、八重子さんは写真撮られるの嫌いだったから載せないね

天国で旦那さんと二人で楽しいこといっぱいしてね






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[ 2014/01/31 23:33 ]

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